《 Diamine 》「ウォッシャブル・ブルー」インク
公開日:
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最終更新日:2016/05/31
04-インク・ペーパー, i01-Diamine, N02-英国
〖Diamine〗”Washable Blue” ink Made in England.
久しぶりのインクの話です。私は「Diamine」インクの大ファンで以前ブルー系インクのインプレを紹介いたしましたが、今回はそのうちの一本「ケンジントン・ブルー」を使い切ったため新たに「ウォッシャブル・ブルー」にリプレイスした次第です。まずは写真から…。
※全く赤みの無いブルー系インクを探すのは結構大変ですね。
これから夏に向けて明るい爽やかなブルー系インクが一本は欲しいところで、いろいろ探し回りましたが今回は「ウォッシャブル・ブルー」にたどり着きました。私は赤みを帯びたブルー系インクがとにかく嫌いなもので、赤みの全く無いブルー系インクを探すのが大変……しかし見つけました。さすがはダイヤマイン!(ダイヤミン?)結局いつも波長が合ってしまいます。この度は若干円高気味なのでメーカーより直輸入しました。
インクのディテールは他のダイヤマイン・インクより若干水っぽくてサラサラ系なんですが、不思議と字幅が太くなることはありませんでした。比較的乾きが早いためそうなるのかどうか判りませんが、ここいらヘンがダイヤマインらしい特性ですかね?写真はブロック・ロディア(5mm方眼)No.11に「パーカーV.S.の細字」で(字がヘタで申し訳ありませんが)書いたものです。また滑りのアンバイがよく、トメ・ハネが多い漢字にも十分追従してくれるので意外に扱い易いインクですね。大いに満足しております。
最後にインクは人それぞれ好みがあると思いますが、私のように赤みの無いブルー系インクが好きな方にはイイかもしれません。筆記後、読み返しても目が疲れることはありません。ただちょっと明るすぎかな……。赤みが気にならないという方々には「マジェスティック・ブルー」や少し紫がかった「インペリアル・ブルー」などがイイかも知れません。いずれにしてもインク選びは各人の自由で好み次第ですね。
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