《 Diamine 》 “Diamine” 狂か?
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最終更新日:2016/05/31
04-インク・ペーパー, i01-Diamine, N02-英国
《 Diamine 》Diamine bottlted inks Made in England.
今回はお気に入りのブルー系インクの紹介。インクについてはひとそれぞれ好みや好みの傾向があるので一概に「この色はイイ」とは言えませんが、私的には「理屈抜き」にこの”Diamine”のインクの色調に波長が合ってしまうようです。インクフローが良い上に扱い易く、使い始めてすでに8年以上経ちますがこのインクが原因でペンの調子が悪くなったことは一度もありません。また、かつては海外より通販でしか入手ができなかったこのインクも最近は国内でも扱う業者が出てきたようです。日本国内でもそこそこ需要があるのかなと思ったりしています。
“Diamine”はイギリスのインク・インキ製造メーカーで万年筆インク専門というわけではなく、イギリス国内ではスタンプ・パッド(日本で言うシャチハタかな)や修正液などが文具店や大学生協などで普通に売られており私も英国留学時代に修正液を買った記憶があります。さて、この”Diamine”。皆さんはどう発音しますか?日本国内では「ダイアミン」とか「ジアミン」が一般的らしいですが、私の耳がオカシイのか現地では「ダイアマイン」と聞こえるのですが……。
※写真・上…約8年間分の空ビン。
“Diamine”で最近のお気に入りはブルー系3種類。
❏”Misty Blue”「ミスティ・ブルー」は文字通り霧(ミスト)がかった枯れたトーンの少し明るめのブルー。如何にもイギリスらしい色調が気に入っています。
❏”Indigo”「インディゴ」は枯れたBBという感じで私が思うブルーブラック。
❏”Kensington Blue”「ケンジントン・ブルー」は全く赤みや赤光りの無い明るいブルー。書き始めのターコイズっぽい感じがイイです。
ペーパーはブロック・ロディアを使用して色合いや色調をチェックしております。この他、定番インクとしてインクフローの良いウォーターマンBBとパイロットBB(ちょっと赤味がありますが…)なども日常的に使っております。ブルー系インクは今まで沢山試してきましたが、ここ最近はこのあたりに落ち着いております。
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